では、逆に人気のないお歳暮、あるいは贈ってはいけないお歳暮というのは、果たしてどのような商品なのでしょう。
とあるアンケートによると、贈られて嬉しくない物の1位は衣料品だったそうです。
確かに、好みやサイズなどの問題もあるので、できれば自分で購入したい物ですね。
そう考えると、妥当なところです。
2位は花でした。
実用性にかける点、男性はあまり興味がないという理由でしょう。
3位はつくだ煮。
若年層にとっては親しみのない食べ物ですし、高齢者の中でも好みが分かれる事が原因でしょうか。
4位は、送られて嬉しい物の代表であるビールです。
これも、飲める人と飲めない人がはっきり分かれる事から、飲めない人にとっては要らない物となってしまうのでしょう。
全体的に、クセの強い食べ物、自分で買うからいらないという物が多いようです。
また、お歳暮の場合、これは贈ってはいけないという物もあります。
目上の人には商品券は贈らない方がいいですし、靴、靴下、スリッパ、下着などは御法度です。
靴類は「踏み付ける」という意味合いがあるからですね。
下着は論外と言えます。
また、縁が切れるという事から、包丁などの刃物類、あるいは鋏といった物も歓迎されません。
筆記用具も、比較的敬遠されるようです。
そして、贈り物すべてに共通することですが、相手が嫌いな物というのは完全NGです。
あらかじめ調べておきましょう。